家具の歴史。

家具の歴史。

まず、日本国内における家具の歴史を最初にご説明したいと思います。
平安時代にまでさかのぼりますと、当時の日本の伝統的な家は、木の柱を立て、その間に建具と呼ばれる戸や障子などをもうけ、床の上に直接座って暮らすという形式でした。
そのため、室内にはごくわずかな家具しか置かれておらず、その家具のことを調度と呼びました。
以降、長年にわたり、日本は畳の上での生活が一般化し、食器を乗せる盤台の膳を置けば食事室となり、布団を敷けば寝室になるという使い方ができるため、家具を使わない住まいというものが当たり前の文化でした。
家具に関しては、軽くて容易に片づけられる小型のものがほとんどでした。
しかし、文明開化があった明治初期の日本に、椅子式生活が取り入れられました。
ただし椅子を最初に使用したのは役所と学校だったため、庶民の日常生活は変わることなく畳の上でした。
大きな変化を遂げたのは、昭和30年ごろです。
日本住宅公団により集合住宅が建設され、団地が普及し、その結果生活様式は椅子式へと大きく様変わりしました。
家具はまずはじめに、食事室に椅子を取り入れることから始まりました。
ダイニングキッチンからリビングダイニングキッチンが一般的なものになると、居間用のだんらんのための家具が普及していきました。
この時期を境に、庶民の間にも今普及している家具が広く行き渡るようになり、それに伴ってインテリアの認識も少しずつ変化していくことになりました。

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